クリスマス・イブ
2007.12.24 Monday | by 悠々人生
きょうは、クリスマス・イブである。ネットを見ると、東京の各地でいろいろなクリスマスの催しがあるようだ。家内と一緒にそれらの中から面白そうなものを選んで、見物に出かけた。まず向かったのは、表参道ヒルズのスワロフスキー(Swarovski)のクリスマス・ツリーである。この写真のとおり、キラキラ光って品があり、いや、誠に見事であった。最近は、どこへ行っても電飾、それも青色の発光ダイオードのものが多くて幻滅するが、これは自然な輝きであるから、美しい。
我々が外国に住んでいたとき、実はスワロフスキーのちょっとした飾りものを送り合うのが流行っていて、我々も、この会社のクリスタル製品をいくつか持っている。それだけに、こうやって表参道ヒルズの中央の大きな空間に、その親分のようなツリーや飾りが吊るされていると、まるで親類に会ったような気分になるから、面白い。
それから向かったのは、帝国ホテルで、クラシックモダンと称していろいろな催しをやっていた。中でも聞き入ってしまったのは、早稲田と慶応のグリー・クラブによる合唱と、東京芸大のチェロのカルテットの演奏である。また、タワーの方に回ると、世界的に有名なフラワーアーティスト「ダニエル・オスト」がデザインしたりんごをモチーフにした妙な飾りが吊ってあって、しげしげと見入ってしまった。
そして、お茶をしながら日が暮れるのを待って、日比谷公園に行くと、そこではTOKYO FANTASIA 2007「東京に光の妖精が舞い降りる」と称して、高くて大きなテント(そこに点灯して巨大なツリーとなる)が様々な色にともり、芝生上の電飾とともに、光の芸術劇場を構成するというものである。しかし、戸外にいると、ともかく寒くなったので、次の丸の内通りの光の催しを見に行くことは中止して、家路に着くことにした。あちこちで食べたケーキやコーヒー・紅茶で二人ともお腹がもたれて、ディナーどころではなかったからである。次回・・・・といっても来年だが、今度は気をつけることにしよう。
(2007年12月24日記)