東大植物園


 文京区の東大植物園に、テクテク歩いて行ってみた。お目当ては、11年ぶりに咲いた世界で最も背の高い花「アモルフォファルス・ギガス」(3メートル)だったが、残念ながら一週間の命だったらしくて、もはや見られなかった。

 その代わり、植物園のあちこちで咲いている「ひがんばな(曼珠沙華)」を堪能した。いままで、池のあたりを散策するのが常だったが、奥の温室付近を散歩し、そのまま高い木々の生い茂る近辺を通っていったところ、これが都会の真ん中とは思えないほど、たっぷり山歩きをした気分だった。さらに、池の近くの元東京医学校舎を見て明治の雰囲気を味わって帰った。



(注)「アモルフォファルス・ギガス」インドネシア・スマトラ島に固有の希少植物で、サトイモ科に属するとのこと。





(2003年9月23日記)




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