2002年のクリスマス


 2002年の暮れを迎えようとしている。今年も、本当に、いろいろとあった。国内ではデフレ傾向はますます進み、経済は低迷し、銀行の不良債権問題などをきっかけに株価が8千円台の半ばに下落して、バブル時の5分の1にもなろうかという水準である。しかも、とうとう、国の財政の公債依存度が45%近くになってしまい、果たしてちゃんと返せるのだろうかと心配になる。近い将来、大増税にならなければよいが・・・。

 いやいや、その前に国庫が破産寸前となり、年金が大幅に切り下げられ、物価はとめどもなく上昇し・・・などということがあるかもしれない。まあ、なったらなったで、そのときのことで、とりあえずは考えないでおこう。

 この写真は、住所録ソフトの筆まめVer13に付いていたもので、実物よりも、よほどおいしそうだ。




 国際的には、アメリカによる対イラク戦争がまさに始まるかどうかという瀬戸際である。それに、北朝鮮によって拉致された人たちの家族の帰国問題が年を越しそうで、そもそも今回の五人の方々以外がどうなったのかは、何とも情報がない。それに、北朝鮮による核開発問題が、また動き出しそうだ。何ともきな臭いにおいのする年の暮れである。

 今年も家族親類一同みな無事で、年の暮れを迎えられたのはよいが、国の内外とも、暗雲の立ち込める年末である。せめてクリスマス・ケーキくらいは、楽しんで食べようではないか。この写真は、娘からのプレゼントを家内が撮ったもの。





(2002年12月24日記)



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