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徒然289.熱海梅園

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 もう梅の季節も終わるという頃、まだ熱海梅園で梅が残っているかもしれないと思って行ってみたら、予定より1週間も早く、梅まつりが終わっていた。今年の冬は暖かくて、梅が咲くのが早かったらしい。満開の梅が見られなかったのが残念だったのみならず、途中で雨が降ってきたりもした。それでも、ごく少しだけど梅が残っていたし、中山晋平記念館に入ったり、孫と足湯に行って両足をお湯に浸けて楽しんできた。

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 中山晋平さんというのは、「雨降りお月」、「波浮の港」、「東京音頭」などを作曲した人らしい。その住居を移築したとのこと。典型的な和風建築で、床の間、違い棚、欄間、縁側など、昔の日本家屋を思い出して、とても懐かしい。あれあれ、孫が備え付けのノートに、何か書いている。いたずら描きだと困るなと思って覗くと、自分の名前と「8才」(実は7才なのに、サバを読んでいる)を書いた後に「アタミをだいすきになりました。またきたいです。」などど、まともなことを書いていたので、驚いた。いつの間に、覚えたのだろう。

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 韓国庭園というのがあって、なるほど朝鮮式の建物があり、その脇で朝鮮料理を売っていた。金大中大統領がこの梅園を訪れたのを記念して作られたそうだ。

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 梅園五橋のうち、駐杖橋という橋は、赤く塗られていて優雅な形をしている。その近くの句碑には、「錦浦観潮 夏すでに漲る汐の迅さかな」(武田鶯塘)とあった(漲る=みなぎる)。このほか、

「梅が香にのっと日の出る 山路かな」(松尾芭蕉)

「月光は 流れに砕け 河鹿なく」(波多野光雨)

「梅園や 湯あみの里の 出養生」(石田春雅)

「三界の さとを出あるく 頭巾かな」(斧 三休)

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 梅見の滝というのがあって、11月中旬から12月中旬にかけての紅葉の頃がよさそうだし、6月には蛍鑑賞の夕べがあるという。そうした季節に、また行ってみようと思う。

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 熱海梅園(写 真)





(2016年3月6日記)


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