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徒然254.桜新町ねぶた

桜新町ねぶた、「碇知盛」



 桜新町ねぶた(写 真)


 つい先日、立川の羽衣商店街で、青森県黒石市のねぶたを観たばかりだが、今度は、世田谷区の桜新町が青森市(青森県の旧浪岡町)のねぶた祭りをするという。これは、ねぶたの種類が少し違うかもしれない。また観てこなければということで、渋谷から東急田園都市線に乗って桜新町に行ってきた。



桜新町ねぶた


 来賓の青森市長、警察署長に消防署長、それに落選中の元議員まで挨拶を行った後、午後7時を回ったところから、ねぶたの運行が始まった。遠くから、ねぶたがこちらに向かって動いて来るが、あれあれ、何か様子が違う。あの「ねぶた」らしきものには、サザエさんの父の波平さんと、タラちゃんとその妹ワカメちゃんが描かれているではないか・・・なぜか、拍子抜けした。ところがそのあとにも、遠目で見ると、何か白くてくねくねしたものが続いている・・・あれは、いったい何だろう・・・。近づいて来て、ますますわからなくなった。白いタコが絡み合っているようで、それにレースの飾りが纏わりついている。どちらも、どちらだなぁと思いながら、iPhoneで調べてみると、こういうことらしい。



桜新町ねぶた


 ここ桜新町は、サザエさんの原作者である長谷川町子さんが住んでいたところで、現にこのねぶたが通る道は、サザエさん通りというそうだ。では、なぜサザエさんとマスオさんが描かれていないのか・・・よくわからない。何でも、遺族の著作権管理が相当厳しいと聞いたが、そのせいかもしれない。まあいずれにせよ、これはご当地名物ということで、それなりにわかるが、もうひとつの白いタコのようなものは、近くの昭和女子大の学生さんが制作したそうだが、どうも私とは佞武多(ねぶた)に関するセンスが違うようだ。



桜新町ねぶた


 そうこうしているうちに、普通のねぶたがやってきたので、やや安心。ねぶたは、やはりこうでなくっちゃぁいけない・・・。なかでも、「碇知盛」とある佞武多(ねぶた)は、口に太刀を咥える逞しさに加え、裏には赤い鳥居が描かれていて、いかにもそれらしい。しかも、私の眼の前で一周してくれたので、いろいろな方向からじっくり写真を撮ることが出来て、大いに満足した。ハネトの皆さんも、囃子の皆さんも、それぞれに頑張り、やっと佞武多らしくなってきた。ねぶたの一団は、合計7基あり、サザエさん通りを往復した。それをしばし見物して、帰途に着いたのである。



桜新町ねぶた、「碇知盛」



桜新町ねぶた





(2012年 9月 8日記)


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