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徒然244.沖縄サンバカーニバル

沖縄サンバカーニバル



 沖縄サンバカーニバル(写 真)


 表参道を散歩していたところ、近くの代々木公園で、ブラジル・フェスティバルを開催中で、ちょうど沖縄サンバBBB(ブロッコ・バトゥッキ・ブラザース)が出演するというので、行ってみた。明治神宮前の交差点の歩道橋を渡り、体育館の方向へ向かって、NHKの裏手にあるイベント広場である。ゲートをくぐってすぐのところに、頭に白い受話器を載せた女性がいて、びっくりした。実はこれ、Brastelというブラジルの電話会社の宣伝ガールというから、笑ってしまう。しかもとっても愛想がよくて、通る人をつかまえて一緒に写真に納まってくれる。これは、よい宣伝になると思う。とまあ、それを通り過ぎると、黄色いアドバルーンを上げているテントがあった。これはBanko De Brazilつまりブラジル銀行だ。あれあれ、バスの上に飛行機が乗っているのもある・・・これは、日本の旅行会社のHISである。それにしても、このテント群から漂ってくる肉の焼ける匂いはすごい。どうかすると、匂いだけでなく、煙が目に染みてくる。なるほど、これがブラジル風の歓迎というわけか・・・。

ブラジルの電話会社の宣伝ガール


 などと思いながら並んでいる数々の店を通り過ぎようとすると、フルーツ屋があった。店頭の絵を眺めると、そこにはドリアン、マンゴスティン、マンゴ、パイナップル、バナナなど、よく知っているフルーツに混じって、見たこともないものも結構あるではないか。私は、フルーツ好きといっても、東南アジア専門だから、南米の果物の中には、もちろん見たこともないものがあるかもしれないと思って近づくと、いやはや、そんなものばかりであった。世界は広いと実感する。そこで、結局ドリアンを買い、それをいただいてから、ステージの方へと向かった。

司会のお姉さん


 ステージ上では、前の舞台が終わったばかりのようで、しばらく間が空いた後、司会のお姉さんの紹介で、いよいよ沖縄サンバカーニバルが始まる。私は、浅草サンバカーニバルと同じ調子のものが出てくると思ったのだが、あにはからんや、舞台には和服に三線(さんしん)らしきものを持った年配の男性が数人出てきた。これは、かなり想像とは違ったなと思っていると、いきなり浅草で聞きなれたサンバのリズムに合わせて、舞台上にどんどん出演者の方々が湧き出るように出てきて、いやまあ、その賑やかなことといったらない。それに合わせて、今度は舞台の下に、沖縄のエイサーの太鼓敲きの一団まで出てきて、もうエイサーなのかサンバなのかわからなくなってきた。普通なら、絶対にお互い調和しそうにない二つの音楽のリズムなのだけれど、沖縄の皆さんがやると、もうぴったり合ってしまうからこれが不思議である。

沖縄サンバカーニバルのエイサー


沖縄サンバカーニバルのプロ


 あらら、目の前では、沖縄の演武のようなものが始まった。もう、滅茶苦茶だ・・・でも、面白い。遠く舞台に目をやると、ひときわ背の高いサンバ・ガールがひとり、所狭しと踊りまわっている。ははぁ、この人はプロだ。その手つき、身のこなしだけでなく、顔の表情が多彩で、あちこち万遍なく愛想を振りまいている。それを見ていたら、こちらまで体のあちらこちらが踊りだしそうになる。これがサンバカーニバルの特徴なのか・・・。

沖縄サンバカーニバル


 それを見終わり、まだサンバのリズムに頭がしびれる気がする中を、表参道に向かって歩いて行った。そして、最近開業したばかりの東急プラザ表参道原宿に入っていった。全面が鏡で覆われたような出入口のエスカレーターを登っていき、ショップを覗いて、そのあまりの若々しさに、これはたまらんとばかりに早々と退散し、6F「おもはらの森」に行った。ここは、「都心に出現する緑豊かな避暑地」というだけあって、なるほど樹間でくつろげる空間であり、家内もたいそう気に入ったようだ。ここだけは、われわれ高齢者向きであり、お勧めしたい。

東急プラザ表参道原宿


東急プラザ表参道原宿の6F「おもはらの森」





(2012年 7月22日記)


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