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徒然236.堀切菖蒲園

堀切菖蒲園の入り口




1.堀切菖蒲園の道すがら


 堀切菖蒲園の道すがら(写 真)


 昨年に引き続き、また今年も堀切菖蒲園へと出かけた。その道すがら、再び紫陽花をはじめとする季節の花でいっぱいの道を通り、そのあちこちに咲いている見事な花々の写真に撮っていった。まず、なんといってもこの道沿いにある紫陽花が素晴らしい。薄い青色、濃い青色、藍色、ピンク色、白色の西洋紫陽花があるかと思えば、額紫陽花も立派である。その紫陽花づくしの合間には、七変化、未央柳、桔梗、ブルーサルビア、小海老草などの花々まである。ああ、これはすごい・・・金魚を入れてある甕の水の中には、素晴らしい睡蓮の花まであるではないか・・・と思ってよく見ると、これはどうやら造花らしい。あやうく、恥をかくところだった。

道すがらの紫陽花


道すがらの紫陽花


素晴らしい睡蓮の花?でも造花らしい


七変化


未央柳


桔梗


ブルーサルビア


小海老草


道すがらの紫陽花


道すがらの紫陽花


道すがらの紫陽花




2.堀切菖蒲園の花菖蒲


 堀切菖蒲園の花菖蒲(写 真)


花菖蒲を描く女性


 そこを通って、昨年ここに来たときと同様、紫陽花を撮りに来たのか何を取りに来たのかわからなくなってきた頃にようやく堀切菖蒲園にたどり着いた。小ぢんまりとしたスペースに、江戸菖蒲を中心に200種、6,000株の花菖蒲を鑑賞できるというのが触れ込みである。今年はいささか工夫してあって、菖蒲田の手前にそれぞれの花菖蒲の風流な名前を黒地に白地抜きで書いた札が立ててあった。中には江戸菖蒲の原種なるものがあったが、たいそう小ぶりだった。山紫陽花と同じく、こういうものから育種して大きな菖蒲を育てていったのだろうと推察する。

 しかし、ここでもネーミングが、いささか地に足をついていない気がする。五月晴れ、児化粧(ちごけしょう)、夕日潟(ゆうひがた)、沖の波、大淀、小町娘はまあまあだが、星月夜(ほしづきよ)長生殿(ちょうせいでん)、石橋(しゃっきょう)、鳳凰冠(ほうおうかん)、玉宝蓮(ぎょくほうれん)に至っては凝りすぎという気がしないでもない。浦安の舞というのも、クエスチョンマークだ。だいたい、名前が付けられた花菖蒲とイメージがかけ離れている。それとも、これは江戸趣味なのか、よくわからない。でも、そんな名前のいわれの詮索より、単に花菖蒲を眺めて「ああ、きれいだな」と思う方が、はるかに健康的である。

 木陰で、花菖蒲を描いている小柄な女性を見かけた。そのカンバスに目をやると、印象派の画家のようにまるでモネの睡蓮を思わせるパステルカラーの色使いだ。しばし、後ろから見させてもらった。花菖蒲と淡い緑色とが、よく調和している。


花菖蒲


花菖蒲


花菖蒲


花菖蒲


花菖蒲





(2012年 6月17日記)


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