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徒然231.旧古河庭園の春薔薇

旧古河庭園の庭から見た洋館




 古河庭園の春薔薇[上](写 真)

 古河庭園の春薔薇[中](写 真)

 古河庭園の春薔薇[下](写 真)



 今年も5月の下旬となり、近くの旧古河庭園の春薔薇が見ごろを迎えているというので、ちょうど天気も晴れていることから、出かけていった。いつもは駒込の駅から歩いて12分ほどかかる。しかし今日は、上中里の駅から行くことにした。7分で着くということである。軽い上り坂を上がって行き、大きな通りを左手に行けば、いつもの庭園の入り口である。春のバラフェスティバルという看板がかかってる。まだ午前10時を少し回った頃というのに、珍しいことに入り口に列が出来ていて、それに並んで入った。



デザートピース



デザートピース


 洋館の脇から順に見て写真を撮っていく。カメラを新しくしたせいか、それとも明るい日光のせいかわからないが、とても良い写真を撮ることが出来る。とりわけ以前のカメラE−P1では、どういうわけか赤の色の表現が悪くて、立体的な写真が撮れず、どれもつぶれたような赤い色調となっていた。しかしこのカメラE−P3で撮ると、そういう点もちゃんと写るから、カメラの性能が違うのだと納得する。特に薔薇には赤い色のものが多いので、これでようやく赤い薔薇を撮っても他の色並みの写真となるからうれしい。



ダイアナ



ローラ


  デザートピースという花の色がなんとも魅力的である。クリーム色、オレンジ色そしてピンク色が混じっている。1974年、フランスのメイアン作出で、開花につれて花の中心がクリーム色に変化するという。ダイアナがある。そう、あの亡くなったダイアナ妃の名前を冠したもので、白っぽいクリーム色の周囲にピンク色が重なって、とても華やかな印象を受ける。一面に朱色のローラというのも、凛とした印象を受ける。1981年、フランス:メイアンの作出、元在仏コロンビア大使夫人の名だそうだ。



インカ



芳純(ほうじゅん)


 インカという花は、1992年、ドイツ:タンタウの作出というが、色の濃い黄色で、よく目立っていた。私は、この花のファンになりそうである。芳純(ほうじゅん)というのは大ぶりのピンク色の花で、1981年、日本の鈴木省三さんの作出。香りの薔薇の代名詞となっているらしくて、確かに品の良い芳香を放っていた。



きらり



ブルーリバー


 きらりという花は、2003年、日本:京成バラ園芸の作出である。白や赤や黄の色が花に自由奔放に混ざっていて面白い。見て飽きない花のひとつだ。ブルーリバーは、1984年、ドイツのコルデス作出で、薄いピンクの優雅な花びらが、先端に行くにつれてピンクの色が濃くなっていくという実に美しい花で、感心してしばらく観ていたほどである。



アブダカダブラ



ダブルデライト


 アブダカダブラも、実に美しい。1993年、アメリカ:J&P作出で、花色が魔法がかかったように変化するし、その色もベージュから先端に行くにつれてピンクの色となる。素晴らしい。最後に、ダブルデライトは、以前、こちらで初めて見たときに、何と美しい花かと感激した。今回もまた、満開の姿を見せてくれている。1977年、アメリカ:スイム&エリスの作出で、美しさとフルーティな香りという意味で「二重の喜び」というそうな。



アゲハチョウ


 今回は、薔薇を見に行ったのであるが、たまたまアゲハチョウも来ていた。ところが面白いことに、薔薇には近づかずに、生垣の白い小さな花の蜜を吸っているから、これは何ということだろう。花より団子というわけだ。動きが早くて焦点を合わせることがなかなか難しかったが、数枚ほど、まあまあの写真が撮れたので、満足している。さて、次はまた秋の薔薇を見に来るのを楽しみにすることとしよう。



(2012年 5月19日記)


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