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徒然218.六義園のお正月

獅子舞


 皇居に参内した元旦の行事が終わり、お正月の2日目となった。天気もよいので、どこかへ出かけようかと思っていたところ、家内が都立の公園でお正月の催しをやっていると教えてくれた。折しも今日は、冬といっても気温が11度と比較的暖かく、外はまぶしいほどの日ざしとなっている。そこで、近くの六義園に行ってみたのである。

お正月の六義園の松飾り


六義園の説明


 柳沢吉保の自宅の庭だったこの大名庭園については、枝垂れ桜秋の紅葉が美しく、それらについてはもう何回も紹介しているので詳しくは省くが、お正月に訪れるのは、初めてである。いつもの枝垂れ桜前の広場には紅白の幕を巡らせたちょっとした舞台が設えてある。その脇には、お正月の飾りのつもりか、白砂を引いたところに千両と万両のような縁起物が置いてある。くぐり戸を通って園内に入ると、池の様子は特に変わりはなかった。池の周囲を回っていくと、松の雪吊りがシンメトリックな形をしていて、なかなか綺麗だ。とりわけ、青い空の色が池面に映えて美しい。

お正月の千両と万両のような縁起物


青い空の色が池面に映えて美しい


池に浮かぶ鳥


 ぐるりと一周して枝垂れ桜前の広場に戻ってきたところ、午後1時半からの舞台の20分前で、既に何人かが赤毛氈の席に座っている。私もその中に入って、開始を待つことにした。時間が経ち、5分前になったら、席は一杯になった。舞台の右手を見ると、「神田囃子千四会」とあり、「神田囃子」、「寿獅子」と書いてある。さて、舞台が始まった。司会の方が出てきて、千住四丁目にある氷川神社の獅子講グループと名乗る。江戸の昔から続く太鼓と獅子舞の保存に力を入れているそうだ。そんな楽譜もない時代から、どうやって太鼓の音を伝えてきたのかといえば、たとえば締め太鼓の場合は、「天、テケ、ツクツク、天、スケ、天、イヤ」などと書いて伝承されてきたらしい。

神田囃子


獅子舞


獅子の相手


 それで、「神田囃子」の太鼓と笛の演奏と、それに続いて「寿獅子」の獅子舞が演じられた。「神田囃子」の方は、浅草寺の三社祭りなどでもお馴染みのものだったが、獅子舞の方は、何十年ぶりに見たので、非常に懐かしく感じた次第である。本当は、写真よりビデオの方がその雰囲気を伝えられるのだが、二兎を追うと中途半端になるので、当面は写真一本で行くこととしている。

子供の頭を咬むそぶりを見せる獅子



(2012年 1月 2日記)


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