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徒然211.京華商店会おわら風の盆

京華商店会


京華商店会おわら風の盆


 この間、富山八尾おわら風の盆の前夜祭を見てきたばかりだが、また今年も文京区白山の京華商店会で、おわら風の盆が行われるというので、見物に行った。こちらの商店会長さんの話によれば、おわらは今年で10年目となるが、3月の東日本大震災以来、商店街の街灯は片方しか点けずにやってきたけれど、それ以来初めて、今日の踊りでは両側を点灯するそうな。そしてまた、日本全国あちこちでシャッター通りと化す商店街が多い中で、幸いにしてこの商店街ではまだ空き店舗は出ていない。しかし、それでも経営は日に日に苦しくなってきているという。まあ、日本経済全体が地盤沈下している状況の中、たいへん頑張っている部類に入るのではなかろうか。

京華商店会おわら風の盆


京華商店会おわら風の盆


 午後5時から、もの悲しい胡弓の調べに乗って、おわら風の盆が始まった。まずは最初に電器店前の来客に向かって「組み踊り」があり、次いで三人の女性が掲げ持つ提灯を先頭に、通りをしずしずと行く「流し踊り」が始まった。組み踊りのときはまだ空は明るかったが、流し踊りが動き始める頃にはもう暗くなってきて、踊り手一行が商店街の行き当たりに着いた頃には、もうとっぷりと日が暮れていた。写真を撮るには誠に不都合な状況である。ここはやむを得ず、フラッシュを使わせてもらった。

京華商店会おわら風の盆


京華商店会


 おかしなもので、こうして何回も、おわらの踊りを見ていると、最初の頃は見慣れない仕草に見えた踊りも、次はこうするのだろうと見当がつくようになる。もっともそうかといって、いざ踊ってみよといわれても、それは出来ない相談なのだが、まあそれも、実際に手や足を動かしてみないと覚えられないのは確かである。

京華商店会おわら風の盆


京華商店会おわら風の盆


 ところで今回、東京の観客の中でおわらの動きに合わせて、けっこう上手に踊っている人を見つけて、非常に面白かった。よく見ていると、たとえば手の動きは、我々のようにギクシャクしながら動かすのではなく、ちゃーんとしなるようにスムーズに、つまり日本舞踊的に動かしている。ああ、基本パターンはもう出来上がっている。これならすぐにおわらを踊ることが出来るだろう。この人、もしかして、踊りの経験が相当あるのかもしれない。

京華商店会おわら風の盆


京華商店会おわら風の盆


 それやこれやで、いやいやなかなか面白かった。来年またこちらに来て、おわらを見させてもらおう。

 京華商店会おわら風の盆(写 真)は、こちら。



(2011年10月 1日記)


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