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徒然206.入善ジャンボ西瓜

入善ジャンボ西瓜


 私のオフィスには色々な方がやってやって来られるが、その中に富山県東京事務所の人がいて、地元を紹介する季節のパンフレットを置いていった。ふとそれを見ると、富山県の特産品がたくさん載っていた。たとえば、鱒寿司だの、ホタルイカだの、清酒立山などが並んでいる中で、季節限定で「入善ジャンボ西瓜」なるものがあった。ラクビーボール形の堂々たる西瓜である。これは、昔は「黒部西瓜(くろべずいか)」と言われていたものではなかったかと思ってネットで調べてみたところ、やはりそうだった。最近は、こんな洒落た名前に改称したらしい。でも、藁帽子(「さん俵」という)で上下を包んだ包装といい、球体のような丸さではなくて長細い筒のような丸い形といい、縦に何本も走る筋のような模様といい、昔ながらの雰囲気そのままである。

 ウチのスタッフは、こんな西瓜は見たことがなかろうと思って、一個注文して真夏の差し入れにしようと考えついた。秘書さんがその富山県東京事務所の人に連絡をとって、どこに注文すればよいかを教えてもらった。何ヶ所かの候補があった中で、JAみな穂 営農センター(富山県下新川郡入善町入膳3489-1)という農協さんに決めた。こちらの特産物は、ネットに載せてあって、それを見て「入善ジャンボ西瓜 2Lサイズ(14〜16kg)」販売価格4800円を選んだ。送料が1200円だから、合計6000円である。ちなみに、Lサイズ(11〜13kg)の販売価格は3900円、3Lサイズ(17〜19kg)は同じく5700円となっていた。


入善ジャンボ西瓜


 さて、早く来ないかなと首を長くして待っていたところ、段ボール箱に入った写真のような西瓜が届いた。そこには、生産者の方の顔写真とともに、こういう解説が書かれていた。「北アルプス立山連峰の清流を注ぐ黒部川扇状地で100年以上栽培され、改良を重ねられた入善町の特産品です。サクサクした歯ごたえ、みずみずしく豊富な果汁、サッパリとした甘みを特徴とし、王者の風格を備え、古くから贈答品として愛用されています。生産者一人ひとりが丹精込めて育てた入善ジャンボ西瓜をご賞味ください」とのこと。

 まず、市中引き回しではないが、15キロはあるというその重い西瓜を各部屋に持ち回って見てもらった。誰もこんな大きくてユニークな西瓜は見たことがないらしくて、女の子も出てきて、指さして大笑いしたり、持ち上げようとしたり、携帯を出して写真を撮ったりして大騒ぎをしている。よしよしと・・・節電でこれほど暑い中、何か、面白いことがなければ、やっておられないではないか・・・しかるのちに、適当な大きさに切って冷蔵庫に押し込んだ。切った瞬間、ふわーっと瑞々しい香りが、辺り一面にただよった。あわててそれにラップをかけ、丸一日そのまま置いておいて、よく冷えた頃合いを見計らって、皆さんに食べてもらった。いやこれが、サクサクというより、甘みでホクホクしてとろけるように口に入っていく。確かに果汁が一杯だし、とても甘いが、それは砂糖のような甘さではなくて、まあ何というかしつこくない素朴な甘さである。いやぁこれは、美味しかった。



(2011年 8月 6日記)


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